『カボチャパンの作り方/母と娘のハロウィンごはん』動画をご覧くださいm(__)m
子供の頃、ハロウィンに親しまなかったせいか、私の中ではいまひとつ盛り上がりに欠ける行事。
アメリカ人の友人に言わせると、ハロウィンにはカボチャで作ったジャック・オー・ランタンは飾るけど、カボチャは食べないそう。

ジャック・オー・ランタンというのは、カボチャ(パンプキン)の中身をくり抜いて、目、鼻、口の形に皮を抜き取った、カボチャの灯籠のようなもの。
たしかに、日本でもこの時期、それっぽいものがお店のショーウィンドウに飾ってあったりするよね。
どちらかと言えば、カボチャを食べるのは、ハロウィンではなく、サンクス・ギビング――感謝祭・11月の第4木曜日――だと、くだんの友人は言う。
しかも、オレンジ色の大きなカボチャ(パンプキン)はまずいから食べない。
食べるのはおいしいカボチャ(スクワッシュ)のほう、とのこと。
というわけで、日本のハロウィンごはんは、本家の食習慣とはちがう方向へと進んでいるようなのだけど。
そんなことは気にせずに、カボチャを食べよう!

と、ずいぶん長い前置きになってしまったけれど、母とのハロウィンごはん。
母には動画を撮ってるとは言わずに、カメラをまわした。
だから、母の言葉も仕草も演技なしの、超自然体。
母の顔を映すつもりはなかったけれど、紫キャベツのマリネを覗きこむ横顔が映っていた。
最初はカットしようと思ったのに、結局、残しておいたのは、どうしてだろう?

もしかしたら、動いている母の姿を記録に留めておきたかった?
80代も半ばを過ぎると、さすがに、あちこちに老いの気配。
いやいや、気配どころか、まぎれもない老いの証拠が目につく。
あと10年、ううん、100まで生きていてくれるのかもしれないけれど。
あと2、3年、ううん、明日、不意にいなくなったとしても、不思議はない年齢(ものすごく失礼なことを書いてるのは承知の上、ごめんなさい)。
母の老いを感じて、私の心に徐々に芽生えていく覚悟。
そのせいかな、母の姿を映像に残しておくことにしたのは。
YouTubeで配信してる動画は、不特定多数の方に観てもらうためだけど。

でも、それだけじゃないんだな、と気づかされる。
私にとって大切な人と大切なものを残しておきたい、そんな超個人的な願望が動画の奥底にあるのを否定できない。
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カボチャパン(たこ糸不要)
○材料(8個分)
国産強力粉(北海道産小麦) 250g
砂糖 10g
インスタントドライイースト 3g
塩 3g
蒸して皮を剥いたカボチャ 70g
牛乳 120g
水 30g
無塩バター(常温) 10g
打ち粉(強力粉) 適量
○作り方
1.ボウルに強力粉から水までを入れて、混ぜ、捏ねます。
2.粉気がなくなったら、台に出して、捏ねます。
3.なめらかになったら、無塩バターをくわえ、さらに捏ねます。
4.捏ね上がりを確認したら(グルテンチェック:生地の一部を広げて、薄く伸びるかどうかをチェック)、丸めて、ボウルに入れ、濡れ布巾をかけ、温かい場所で2倍にふくらむまで、発酵させます。
5.8等分して、丸め、濡れ布巾をかけて、20分間休ませます。
6.丸めなおし、オーブンシートを敷いた天板に並べ、霧吹きで水をかけ、ふっくらするまで発酵させます。
7.パンマット(動画ではキャンバス地を使用)とスプーンに打ち粉をします。
8.パン生地の底に軽く打ち粉をつけて、手のひらにのせ、スプーンで7カ所ぐらい放射状に筋を入れます。
9.筋を入れたほうを下にして、パンマットに並べ、ふっくらするまで発酵させます。
10.生地を裏返して(筋のついたほうを上にして)、オーブンシートを敷いた天板に並べ、170℃に予熱したオーブンで15分焼きます。
コメント
つばさぐも
お母様とのやり取り
微笑ましく暖かいです。
2020/10/12 URL 編集
marin
この何年かで、母と素直に笑いあえるようになりました(^▽^)
2020/10/13 URL 編集